あおいで風を起こす用途だけでなく、姿や形で夏を味わう「うちわ」。
染色工芸作家・柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さんの「型染めうちわ」は、うちわの三大産地である房州(千葉県館山)でつくられています。
しっかりとした持ち手から細やかに広がる竹の骨に、さりげない、でも確かな技術を見ることができます。
竹の丸みをそのまま生かした「丸柄」は、「房州うちわ」の特徴のひとつです。

柄の映える大きく厚手の和紙は、風をたっぷり送ってくれます。
柚木さんの作品は民芸的な味わいを色濃く残しており、その大胆な色彩や絵画的主題には暖かさとユーモアがにじみ出ています。

柚木沙弥郎
1922年、画家の家に生まれた柚木沙弥郎は、戦後、民藝運動の創始者・柳宗悦に傾倒し、民藝作家の中でも型染めの第一人者である芹沢げ陲膨鏤卞り。
大胆かつ調和のとれた色使いは芹沢作品の特徴を継承しつつ、動物や自然をモチーフとしたデザインには、どこか頬が緩むようなお茶目さや温かさといった柚木独特のセンスが光る。
国外でも評価の高い彼の作品には多数のファンがおり、今もなお、ジャンルを超えて多くの若手作家に影響を与える存在でもある。

サイズ:W29×H41.5cm(持ち手含む)
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2,580円(税込2,786円)
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山に雲 2,580円(税込2,786円)
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波しぶき