陶作家・安藤雅信、陶歴36年の歩みを巡る作品論とエッセイ。

「工芸の外からの目線が入った仕事を自分の中で消化できた時、僕の作る器は水を得た魚のように変わり始めた」(本書より)という本人の言葉通り、焼物を生業とする安藤の作品づくりを突き動かすのは、美術、音楽、デザインなど、他分野との垣根を軽々と飛び越える好奇心にあります。その美学と暮らしの捉え方は、90年代頃から始まった生活工芸の裾野を広げるとともに、私たちの生活の捉え方にもさまざまなヒントを与えてきました。
本書では、本人曰く「独りよがりの中二のような作家兼ギャラリスト」が30年以上にわたり、様々な境界線で行ったり来たりしながら葛藤した中で生まれた作品論、エッセイ25篇と、各界の一線で活躍する4名との対談を収録しました。代表作のオランダ皿誕生のストーリーをはじめ、日々の暮らし方への問題提起や、人生への深い思索にも満ちた一冊です。
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2,250円(税込2,430円)
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