2007年2月発行/集英社be文庫

(本文より)
仕事の用事で県外に行った帰り、近鉄電車から平城宮の朱雀門が見えると「ああ、帰ってきたなあ」とひとりでつぶやいてしまいます。 東京から奈良にいらしたお客さまも 「なんだか奈良は懐かしい」と不思議そうに、うれしそうにおっしゃいます。
奈良という場所は、日本人みんなのふるさとなのではないでしょうか。遣唐使として命からがら唐に渡り、たくさんの文物を持ち帰った青年たちの遺伝子が人々の中に残っているようです。
「ナラ」は、古代の朝鮮半島の言葉でも国とか 故郷を意味するそうですね。
国際都市だった奈良に大陸から来た 人々も「まるで自分の故郷のようだ」と涙を流したのでしょう。
奈良はそんなたくさんの人々が残したたからものに満ちています。

(目次より抜粋)
平城旧跡/二月堂から/大仏さま/修二会(お水り)/ 燈花会の宵・薬師寺の塔/春日若宮おんまつり/ささやきの小径/ウワナベ古墳/元興寺と奈良裏まち散歩/室生寺の小さな塔/秋の日の斑鳩/山の辺の道を大神神社まで
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