スゲとシナで編まれた小さな花かごです。
ちょっとした植物を飾るのにちょうど良い大きさで、
小さいながらも存在感があり、部屋を彩ってくれます。
写真左：スゲ縄の花かご　/　写真右：シナ縄の花かご

【スゲの縄の花かご】
スゲの繊維で縄をない、指編みによる全く原始的な手仕事によって、一つ一つ作られています。
スゲ（イワスゲ：カヤツリグサ科の多年草）は、水田やその間に走る水路やため池などの、
生活の周辺にごく普通に生え、昔は雨雪をしのぐ雨具・蓑（みの）など、
様々な民具の材料として日本全土で使われていました。

【シナの縄の花かご】
シナの繊維で縄をない、指編みによる全く原始的な手仕事によって、一つ一つ作られています。
シナ布は水気に強く丈夫で、古代織物の一つとして受け継がれている民藝細工ですが、
今では新潟県のごく一部の地域でほそぼそと受け継がれているにすぎません。
シナ織について考え、生まれたかごです。

サイズ
約直径10cm、高さ10cm
手作業にてつくられているので大きさや形に個体差があります
素材
イワスゲ、シナの木

F/style
ともに新潟生まれの五十嵐恵美と星野若菜によるプロダクトユニット。
「製造以外で商品が流通するまでに必要なことはすべてやってみる」をモットーに、デザイン提案から販路の開拓まで一貫して請け負っている。
日本の伝統産業と「今」を結び、使い手へと商品を届けている。