25年春のmaku LOOM’S LULLABYより
やわらかな生地に、ブルーと淡いブルーの糸で丁寧に刺された伝統的なチェーンステッチ。
ウエスト部と背には植物モチーフの刺繍が施されたワンピース。
生地の一部にはジャムダニ織がさりげなく織り込まれており、光の角度や動きによって、繊細な模様がふっと浮かび上がるのも魅力のひとつです。
すっきりとしたシルエットで上品な印象に。
刺繍、ジャムダニ織、レース、ハンドステッチなどのインドの熟練した職人たちによる手仕事で仕上げられたワンピースです。
素材
COTTON75%
SILK25%
サイズ
M(総丈約112、身幅約55、裄丈約74cm)
※モデル身長165cm
着用アイテム
maku STRAIGHT PAJAMA-221 Silk Handwoven Full Pants
手紡ぎ・手織り布・手染め布について
・手紡ぎの糸は、村の女性たちが主にアンバーチャルカと呼ばれる効率性の高い近代糸車を使ってお作りしています。
糸が切れた場合は、それを手で紡ぐためにフシができるのが特徴です。
・手織りの布の多くは村の小屋で織られており、その環境によって糸や草が混入していることがございます。
不均一な箇所やヨレ、糸飛びによるカスレがある場合がございます。手織り布の特徴として、ご理解の上お求めください。
・布によって色落ちや色移りがございます。白い衣料品と合わせる際はご注意ください。
・天然染料や伝統的な染料(合成染料含む)を用い、伝統的な手法で染めています。
ご使用を重ねる毎に色が褪めて、味わいが出てまいります。
maku
ベンガル出身のSantanu Dasによってはじめられたブランド。
Santanuは、NID(国立デザイン大学)でテキスタイルデザインを学んだ後、コルカタ近郊の村々で、彼が信頼を寄せ、タッグを組む織り師らと、根源的な美しさや調和を求めた、カディ(手紡ぎ・手織り布)やジャムダニ生地を手がけてきた。
インド藍などの天然素材や、地色に集中した彼独特の素材づかいは、貴重な資源であり、制約のなかにあって尊ばれてきた布というものの本来の力を目覚めさせる。
それらの布が果たす役割を考えたとき、女性が纏う衣装は、最も普遍性のある美の形であるとSantanuはいう。
makuとCALICOは共に「インドの手仕事布の世界をつくる活動である」とする設立思想を掲げ、設立のタイミングや多くの生地の生産背景を同じくする縁によって繋がっている。
CALICO
軽くて心地のよいインドの手織り綿布“calico”。
現地の職人たちと共に、インドの村々で営まれてきた昔ながらの手法にこだわり、カディ(手紡ぎ・手織り綿布)やジャムダニ、カンタ、アジュラック染、原種コットンや羊毛の織りなどの手仕事の布を、現代の伝統として手がけ、未来に伝えています。